万歳!いちご狩りハウスの病害虫の駆除完了!6回目の生物農薬の散布。

高気温15度、最低気温10度日の出6時02分、日の入り16時58分
 今日は朝から寒い一日でした。
当館の苗7千本を使っていただいている、農家さんを訪問しました。昨年は某メーカーさんから購入した苗がタンソ病で苦労されたそうです。今年は当館の苗で病気も無く、芯止まり(芽無し)も5本ぐらいと少なくて喜んでおられました。
 6回目の生物農薬の散布
 粘着くん(害虫の駆除)、ボトピカ(うどんこ病の予防)。
今日は外は台風の影響の雨で、湿度も高く最高の生物農薬の散布日となりました。湿度が高いと粘着くんやボトピカが乾きにくく効果が大きくなるような気がします。
 ピストル型のノズルを使った6時間(1000リッター)の生物農薬の散布は、今日の6回目で今シーズンは終了です。
 3月の親株の定植・消毒から今日までの6回の粘着くんの散布で、病害虫は、このいちご狩りハウスから完全に駆除されました(駆除したはずです)。
 穴山君と交代しながら行う粘着くんの散布はキツクテ大変ですが、今日で終わってホットしています。
 これかの11月から5月までは、基本的に毎週、静電噴霧で2〜3時間散布して終わる予定です。
 これから5月までの7ヶ月は、病害虫の駆除と言うよりは、外部から病害虫が侵入させないようにすることと、病気の予防です。
 生物農薬の散布は、毎週穴山君と手分けして別々のエリアを行います。これにより、二週間に一回は、二人ともいちご狩りハウスの全てのイチゴの株を見ていることになります。つまり全てのイチゴの株の生育状況の良し悪しを見て把握できるメリットがあります。
 生物農薬の散布に関しても、それぞれ癖があり生物農薬が付着しにくい場所も異なり、お互いにカバーできます。
 今シーズンは、館長が穴山君に相当指導(クレーム)をしました。時には納得できなくて不満の顔をしたこともありましたが、今では生物農薬の散布が上手になりました。
 生物農薬の散布は、病害虫がほとんどいない状況で完璧に病害虫をゼロにする散布です。いちご狩りハウスの約15万枚の葉の内の一枚、葉一枚の一部でも生物農薬が付着していなければ、すぐに病害虫が復活してしまいます。
 皆さんダニは、オスかメスのどちらか一匹でも残っていれば卵を産んで数を増やしてしまいます。それも、生まれた子供はほとんどメスだそうです。
 ダニの生存力が人間にあれば、少子化問題は起きないでしょう(笑い)。
 昨シーズンは、ダニの駆除に失敗して1月末には部分的にダニが発生して粘着くんを2月から毎週散布して化学農薬を使用しないようにしました。
 今シーズンは、粘着くんの散布時期を出きるだけ遅らせて、労力と粘着代金を減らしたいと思っております。
 今シーズンは病害虫の駆除に成功したので4月頃までは粘着くんを使用しないですむと期待しております。
 写真1は、二段ベットの上段の紅ほっぺに生物農薬を散布する穴山君。
 写真2は、二段ベットの下段のアスカルビーに生物農薬を散布する穴山君。

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